CONVERSION LAB
同じ素材を変換すると、容量はどう変わる?
形式名だけでは分かりにくい容量差を、形式変換マスターの検証環境で実際に変換して測定しました。結果だけでなく、素材と設定も公開します。
動画:MP4の品質設定とWebMを比較
1280×720、30fps、8秒間のテスト映像と440Hzのテスト音を組み合わせた素材を使用しました。実写ではなく、動きのあるカラーパターンによる比較です。
| 出力 | 主な設定 | 容量 | 元素材比 |
|---|---|---|---|
| 元のMP4 | H.264 CRF18 / AAC 192kbps | 4.76MB | 100% |
| MP4 標準相当 | H.264 CRF23 / AAC 128kbps | 3.04MB | 約64% |
| MP4 軽量相当 | H.264 CRF30 / AAC 96kbps | 1.18MB | 約25% |
| WebM | VP9 CRF32 / Opus 96kbps | 3.23MB | 約68% |
読み取り方:今回の素材では、MP4の軽量設定が最も小さくなりました。ただし、圧縮率を上げるほど細部は崩れやすくなります。WebMが常にMP4より小さくなるわけではなく、映像の内容やエンコーダー設定でも結果は変わります。
音声:WAV・MP3・FLACを比較
48kHz・16bit・15秒の単一サイン波をWAVで生成し、MP3とFLACへ変換しました。
| 形式 | 設定 | 容量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| WAV | PCM 16bit | 1.37MB | 非圧縮 |
| MP3 | 192kbps | 353KB | 非可逆圧縮 |
| FLAC | 標準設定 | 200KB | 可逆圧縮 |
読み取り方:単純なサイン波はFLACが非常に圧縮しやすいため、今回はMP3より小さくなりました。音楽や会話では波形が複雑になるため、同じ順番になるとは限りません。この違いも、実素材で確認することが大切です。
画像:同じ1200×675pxで形式を比較
当サイトの案内役イラストを1200×675pxに揃え、JPG・WebPは品質85、AVIFは品質55で書き出しました。設定値は形式ごとに意味が異なるため、同一画質を保証する比較ではありません。
| 形式 | 品質 | 容量 | JPG比 |
|---|---|---|---|
| JPG | 85 | 130KB | 100% |
| WebP | 85 | 85KB | 約65% |
| AVIF | 55 | 48KB | 約37% |
読み取り方:このイラストではWebPとAVIFがJPGより小さくなりました。写真、文字、透過部分の有無によって差は変わるため、用途と対応環境を確認して選びます。
検証結果を使うときの注意
- 容量は素材の長さ、動き、色数、音の複雑さで変わります。
- 品質値は形式やエンコーダーによって基準が異なります。
- 重要なファイルは元データを残し、変換後の見た目や音を確認してください。
今後も条件を変えた検証を追加し、結果と測定条件を同じページで更新します。